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読んだ本

この2週間ほどで読んだ本は多数。あさのあつこ著バッテリーを1~4まで。NO.6の1巻。米澤穂信著古典部シリーズ1~3。夏期限定トロピカルパフェ事件。星新一著ブランコのむこうで。澤田ふじ子著禁裏御付武士事件簿・神無月の女。土御門家陰陽事件簿・大盗の夜。平岩弓枝著御宿かわせみ31。など。ほかにも緑のアルダシリーズとかブラックベルベットシリーズとか読んだけど省略!

あさのあつこさんのバッテリーにしろ、NO.6にしろ、すべて読んでいるわけじゃないのでまだ感想がいえる段階ではないな。ただこの人の作品はそもそもが児童向け。そのおかげか、かなりやさしく、読みやすいので、普段活字離れしている人にはお薦めだな。しかしまあ、ジャンルに関しては何でもござれの人だなあと。あと、バッテリーの主人公・巧を嫌う人もあるようだけど、私は大好きだ。

米澤穂信さんの古典部シリーズ(氷菓、愚者のエンドロール、クドリャフカの順番)。青春ミステリと紹介されている。一作目の氷菓が最初角川スニーカー文庫から発刊され、その後角川文庫に移動しているのを見れば分かると思うが、読了後は確かにミステリだが、ライトノベルを読んだという印象の方が勝る。それは夏期限定トロピカルパフェ事件も同様といえる。

古典部シリーズは一貫して学内で起こるモノ、事に関して疑問を解決していくといった具合で、警察がきちゃうような事件が起こるわけではない。省エネ(ものぐさ?)主義・主人公の折木の重い腰を無理矢理上げさせる千反田の「わたしとても気になります」から始まる疑問。それを解いていく。ま、そんな感じの物語。基本的に穏やかに流れていくので、なんだろうなあ、アツクというのは違う。そういう激情の発露はない。

とりあえず千反田は嫌いだ(笑)。省エネ折木を動かすには千反田の一種脅迫めいた「気になるんです」が必要なのはわかるんだけど、こういうタイプはでっきらい。脅してる本人は天然で「脅している」という意識がないんだよね。そーこーがーいーやーっ。気になるといって押し付けてるんだもんよ。それさえなければ、かなり好きなシリーズなんだけど。

小市民シリーズである夏期限定。連作短編だけど、この一冊でまとまった一つの長編という形式(古典部は一冊ごとの長編)。古典部と同様ライトノベル的ではあるけど、創元推理文庫からの発刊であるせいか、古典部よりは警察事件的(でも死人は出ない)で本格ミステリ色が強い。小市民の方がアツイ部分があるかな。

まさか今回、小市民コンビ解散の危機になるとは思ってなかったから、そういう意味では衝撃。短編的には相変わらず日常の謎。第1章シャルロットだけはぼくのものは好きだ。主人公小鳩が小佐内さんに頼まれて買ってきた3個のシャルロットケーキ。誘惑に負けて小佐内さんが席を外した隙に箱を開けて一個食べてしまい、もう一個も食べたい。そこで3個買ってきたケーキを最初から2個しかなかったのだと思わせるために偽装工作する。それを見破れるのか小佐内さん! ・・・・という小鳩VS小佐内な話。だがしかし、メインのその話のほかに、長編としての謎を解く鍵もその章の中に脇としてきっちり描かれている。この先どうなるのか、続きが気になる小市民シリーズだった。

星新一さんのぶらんこの向こうでは長編ファンタジー。とはいうものの、ショートショート読んでるのと変わらん・・・・。だったら素直にいつものショートショート読むなあ。

澤田ふじ子さんのは連作短編の時代小説。文句なし。続き買ってこよう♪ ちなみに長編はあまり好きじゃない。

最近時代小説のレーベルが増えてるし、時代小説作家も出版される本も増えているけど、比例してレベルの低いものも増えた。気をつけないと駄作を掴まされるので注意が必要だ。時代小説人気で古本の値段も上がったらしい。以前250円ほどで売ってたのが、350円になり、つい先日は450円だったとか。

バッテリー1~4(あさのあつこ)角川文庫 ISBN4-04-3721010-3/ISBN4-04-372102-1/ISBN4-04-372103-X/ISBN4-04-372104-8

氷菓/愚者のエンドロール(米澤穂信)角川文庫 ISBN4-04-427101-1/ISBN4-04-427102-X クドリャフカの順番「十文字」事件(米澤穂信)角川書店 ISBN4-04-873618-3

夏期限定トロピカルパフェ事件(米澤穂信)創元推理文庫 ISBN4-488-45102-0

ブランコのむこうで(星新一)新潮文庫 ISBN4-10-109815-8

土御門家・陰陽事件簿 大盗の夜(澤田ふじ子)光文社時代小説文庫 ISBN4-334-73785-4

禁裏御付武士事件簿《神無月の女》(澤田ふじ子)徳間文庫 ISBN4-19-890685-8

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