読破
先週7日からナニやっていたか。ひたすら読書。おかげでとある2シリーズを読破したんだけど、なんかお腹一杯な感じだ(笑)
角川ビーンズ文庫「今日からマのつく自由業!」から始まる「まるマ」シリーズ既刊16冊と、同じくビーンズ「少年陰陽師」シリーズ既刊16冊を読破。どっちも面白かった~。
まるマシリーズは好みが別れるだろーなと思う。最初の一冊で毛嫌いする人もあるのではないかと。私は好きだね、あの少々下品なきらいがあるけど馬鹿っぽいノリとギャグ。「電車で読めない。外で読めない」には同感。ソレやれる人はかなりなポーカーフェイス技能の持ち主とみたッ。軽いノリのわりに明かされていない謎も数多く、そのノリに騙されてはいけない、みたいな。やっぱ女性向けの小説っす。とりあえず3巻まで読んで、好きか嫌いか判断してほしーなと。あらすじとしては渋谷有利(ユーリ)くんが現代地球から水洗トイレ経由で異世界に召還されて(スターツアーズ感覚だそーな)、あなたは魔王ですと言われてどたばたと。んで事件が解決するとまたもや事前連絡なしで(ヘンだよな~)地球に戻されるという。私としてはコンラッドが好み~。ユーリのそばにずっといてほしいっすね~。今コミケとか行ったら絶対買っちまいそうだぜ・・・・(そこまで!?)。PS2でゲームも出るんで、ちょっと欲しいかも。アニメは興味なし・・・・。
少年陰陽師は「安部清明の孫」が主人公。こっちは物の怪(ほんとは式神)もっくんとのやり取りが楽しく漫才な感じだけど、基本的にシリアスっす。毎回主人公がぼろぼろになるのはお約束。過酷な試練まってます~。平安時代、藤原道長が彰子を入内させようとしている時代で、ま、化け物退治な話。ただいま第4シリーズに入っているんだけど、物語(物語の中で)が始まって1年ちょい位しか経ってないわけで、その間に瀕死の重傷何度経験してるやら(笑) 泣かせる部分多数。間に短編2冊出ているのが救いっぽ。くらぁっと思ったときに短編読むとわらかしてくれるのでほっとするって感じ。アレないと一気読みツライわ(一気読みするな)。それにしても、もっくんらぶり~。
このところ、角川ビーンズ文庫に注目している。結構それなりのファンタジーが充実してるっすね。コバルトよりレベル上だとおもー。ほかにお薦めというと彩雲国物語、星宿姫伝しろがねの誓約、アダルシャンの花嫁、瑠璃の風に花は流れる、揺らぐ世界の調律師あたり。銀のパルティータは今後の展開しだい。
んで、同レーベルに津守時夫さんの「やさしい竜の殺し方」が引越しで8月1日から順次刊行で、10月1日には新作の6巻が出るんだそーな。好きな話だったから非常に楽しみ。最初に新書ワイド版で発刊されたのが1997年~1999年。そのあとイラストが変わって角川スニーカーで文庫化。そんで今度はビーンズにって、すごい人気だなあと。この作家さんのキャラは男性も女性も強くて懐深くてカッコいいんだ~。やさ竜では主役二人は別格として、炎烈王セファイドが好きだったなあ。女性だとフェンリエッタ。早く10月にならないかな~w
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コメント
竜の殺し方の新刊は楽しみだなぁ。
問題は、店頭で買うだけの、面の厚さがあるかどうかだなぁ。
通販で買おうか…
投稿: じゅり | 2006.07.14 23:43