主人公の待遇改善要求?
藤原 緋沙子さんの「隅田川御用帳」ってシリーズの2巻まで、母上に借りて読んでみた・・・・んだけど。
う~ん・・・・。
面白いことは面白いよ? だけどねえ、縁切り寺(女の駆け込み寺)なのに、なんであんなに登場人物の死亡率が高いのか。なっとくいかね~。絶対死ななくていい人が死んでる!(笑)
相棒もこのシリーズは結構先まで読んでるんだけど、主人公(浪人武士)を雇う町人の女将の、主人公に対する態度が気に食わん&ナットクイカンと言っていた。言われてみれば確かに武家に対する態度じゃねーな。んで、全体的に主人公がないがしろにされてかわいそう&理不尽だとか言ってた。私はそこまで読んでないから、よくわかんないんだけど。
主人公ないがしろといえば、ワタシが読んだ中では、宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」がピカイチに可愛そう。お店の株を買おうと一生懸命働いて貯めたお金を、知りあいに盗まれた挙句(しかもさっぱり同情できん行状の果て身内を身売りさせなきゃならないという理由)、町方同心にそれをあげてやれ、事件がなかったことにしてやれって命令されちゃうんだぜ。ちょうど十両以上盗んだら死刑って罰則に嵌っちゃうもんだから。その後も不遇にあいまくり。いくら過去にやんちゃだったからとはいえ、ひどくね? 一冊読み、頭にきて、続刊も理不尽な扱いが続くらしいと知って読まなくなった。
宇江佐真理さんの作品も当たり外れおっきいよなー。藤原緋沙子さんも私にとっては同じように当たり外れ有りの作家さんなんだろーか。どうも女性作家さんのはラノベ以外はそういう傾向にあるなあ。
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